先代のBNR32に引き続き、名機RB26DETTを搭載している。だが旧型より増加した車両重量に対応させるための高出力化が必要となった。
その為に従来8ビットであったECUの16ビット化、過給機の上昇、バルブタイミングや吸排気系、圧縮比、フリクションロスといった箇所が見直し改良が行われ出力は280PS/37.5kgf・mとなった。
R32型では「Vspec」系統のみに搭載されていたブレンボ製ブレーキキャリパーを全社標準装備になっている。
R32型より全長が130mm、ホイールベースで105mm拡大され全体的にワイドボディになったが、それに加えボディもかなり補強され剛性が高まっている。
アクティブLSD、ATTESA E-TS PROに換装し、専用のセッティングの足回りを装着し車高を下げた上位モデル。
車輌の駆動力と制動力を総合的に制御することで車輌走行性能を大きく向上させる4輪制駆動力総合制御システム。
ATTESA E-TS・・・FRを基本駆動とし、後輪だけでは吸収しきれない駆動力を前輪に配分することにより、4WDの駆動性能とFRの走りを両立させることができる。駆動力配分とABSとの総合制御により「走る・曲がる・止まる」の3性能を高次元でバランスさせる事を特徴としたシステム。
上記のシステムに加え「ATTESA E-TS PRO」は後輪左右の制駆動力配分をアクティブに制御できる「アクティブLSD」を組み合わせることでさらに能力を向上させ、「より扱いやすく、安定したきびきびとした走り」が実現した。
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